知恵の輪今週の衣/カビについて

冷蔵庫だってカビは生える。

「シトシト」「ジメジメ」の梅雨の季節。 この時期、湿度の高い日本では、湿気がたまりやすくカビの原因となります。隠しておいたお菓子にカビが生えてしまって大ショック!!という食いしん坊や、小学生の時、給食で残したパンを机の中にに入れたままにしてしまって、気づいた時には大変な物体(状態)になってしまった人もいるでしょう(!?)。では、「カビる」とは一体どういうことなのでしょうか?

カビは真菌類という菌の仲間に属し、正確には「糸状菌」という微生物です。カビはその種類や温度、湿度、栄養などの環境の条件などに左右されますが、ほとんどの種類が22〜25℃、湿度75%以上(いわゆる、蒸し暑い状態)を好み、特に梅雨時というのはカビにとって最も都合のよい季節とされています。その種類は数千にも及ぶといわれていて、また赤や青など、それぞれのカビの色は、胞子がたくさん集まることによってできています。


でも、「カビなんて冷蔵庫にいれておけば平気だよ。」と思っている人。じつは、それは大間違いなんですよ。ただ単に、生育が遅くなるだけと考えた方が良さそうです。冷蔵庫内は5℃前後、冷凍室ではー18℃前後に保たれていますが、そんな環境のなかでも死んでしまうわけではないのです。実際に食品などがカビてしまったという経験のある人もいるはずです。カビの中には、ー10℃の低温域でも生育できる好冷性のものも見つかったそうです。

それと、カビの色(赤、青、黄)によって「これは有害」、「これは無害」と判断するのは大変危険です。特に梅雨時に食品や身の回りにできたカビは実験によって培養した、純粋培養ではなく自然発生です。発ガン性物質も含めてどんな有害成分を持っているか分かりません。カビ は胞子でふえるので、特に食品は、表面のカビを取っただけでは、変色していない部分にまで有害成分が浸透していることもあるので、注意しなくてはなりません。とにかく一度カビが生えてしまった食品は、捨ててしまった方が無難かもしれないですね。








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19980620


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