知恵の輪今週の食/土地による味の違い

味の違いの代表的なものはラーメンです。

今週は東北のラーメンについてです。

「白河ラーメン」と「喜多方ラーメン」は聞いたことがあるんじゃないかな。

人口5万人に満たない白河の街に120軒を越すラーメン屋があるというからまさにラーメンの街。手打ちのちぢれ麺にトンコツとトリガラのしょうゆ味のスープ。具はチャーシュー、シナチク、ナルト、ノリとホウレンソウ。刻みネギものっていかにも正統派を思わせるラーメンです。

白河は、もとはいえばソバの街でラーメンが定着するのは戦後のこと。その白河にラーメンを広めたのは伝説の人「とらさん」。屋台の弟子となった飲んだくれ「とらさん」は麺作りで天才的な腕を発揮しました。とらさんの店「とら食堂」は、今でもその味を伝えています。

「喜多方ラーメン」は、トンコツ、トリガラ、煮干しからとるスープに、玉ネギ、長ネギ、キャベツ、昆布、シイタケからとる野菜スープをあわせるのが特徴。もともと中国人相手に屋台を引き始めた潘欽星は、日本人にも合う味を目指し、野菜スープをまぜて甘みを出したスープを作ったのです。後に潘が開いた「源来軒」は今も喜多方ラーメンのご意見番として君臨しています。

やっぱり東北の地で体を温めようと思ったらラーメンです。




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19980227