知恵の輪今週の特集/サンタと靴下


サンタクロースは誰?



「サンタがトナカイのソリに乗ってプレゼントを運んできてくれる…」子供の頃は誰もが信じていたと思います。ベットに靴下をつるして寝た人もいるでしょう。皆さんはサンタ・クロースというとどのようなイメージをもちますか?赤い服に白い髭の着たおじいさんを思い浮かべるのではないでしょうか。実は、1930年から60年にかけてのコカ・コーラ社による販売促進キャンペーンが始りで、コカ・コーラ社に依頼されたアメリカの画家:サンドブロムが、コカ・コーラ社の公式商標の色である 赤と白を使って描いたものです。それが、いつの間にかサンタ・クロースのイメージとして世界へ広まっていったのです。


しかし、サンタ・クロースは実在しました。ニコラウスという人だそうです。彼はトルコの南西部にある町で西暦280年に生まれ、後に、聖ニコラウスとして崇拝されるようになりました。サンタクロースというのは、オランダ語の ニコラウスの名前「シンター・クラエス」から来ています。

実在したニコラウスは私たちのイメージとは違い、痩せ方のスラッとした人でした。でもニコラウスは惜しみなく施し、子供を愛し、無私の贈り物をしてくれるとてもすばらしい人だったのです。それがエピソードとして残り、今の靴下にプレゼントを入れるという習慣になりました。でも古い話しのためか、いくつかのエピソードがあります。

・ニコラウスのエピソードその1

 ニコラウスは、両親が途方もない財産を残して、若いときに亡くなってしまったため 、若くして大金持ちになりました。彼は、とても敬虔なクリスチャンだったので、 そのお金のすべてを必要としている人たちに与えることにしました。ある時ニコラウスは、全財産を失い三人の娘たちを嫁に行かせるためのお金がなく、といって娘たちを養うお金もなく、困っている男の話しを耳にしました。そこでニコラウスは娘たちに気づかれないように、黄金の包みを順々に、娘たちの部屋に投げ入れました。そして、娘たちはそのお金で十分な持参金を持って、嫁ぐことができたといわれています。

第一の説
そのとき「ニコラウスは娘の一人が寝る前に夜風で乾かそうと窓際に吊るしておいた靴下に、黄金の袋を入れた」という説。

第二の説
お金を投げ入れようとして、吊るしてあった靴下に入ってしまったという説。

第三の説
夜こっそりと窓から入り、ひとりには衣服の中に、もうひとりには靴の中に、さらにもうひとりには靴下の中にお金が入っていたという説。

第四の説
おじいさんがいましたが、ニコラウスから施し物を受け取ろうとしませんでした。そこで、煙突からお金を投げ入れると、暖炉にかけてあった靴下に入ってしまったという説。

もしかしたら、クリスマスの日に靴下を吊るしておいたら、ニコラウスがプレゼントを持ってきてくれるかもしれませんよ。





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19981211