知恵の輪今週の住/ブレーカーの話

ブレーカーが落ちた?


ある冬の夜、こんな経験をしたことはありませんか?

外は真っ暗で雪がしんしん。でも部屋は明るい蛍光燈で充たされ、電気ストーブとこたつでぽっかぽか。TVからはバラエティ番組の笑い声が聞こえてきます。お風呂から出たあなたは今日買ってきたばかりの1500W(ワット)の強力なドライヤーで髪を乾かそうとしています。コンセントを差し込んでスイッチを入れて、ドライヤーからの熱風の勢いが頂点に達したとき、ばちん−暗闇。突然、あたりが真っ暗に。

停電かな?いえいえ。ブレーカーが落ちてしまったのです。


あなたの部屋で使用している電力が、その容量を越えてしまったとき、ブレーカーが作動して電流回路を遮断するわけです。

配電盤のふたを開けて中を覗いてみてください。下に下がっているスイッチがあるはずです。ドライヤーのスイッチを切って、これを上に戻せばまた電流が復活して電気がつきます。

一般に、アパートなどの一室に割り当てられている電流の容量は20〜30アンペアほどです。電流(A=アンペア)は電力(W=ワット)を電圧(一般家庭では100ボルト)で割った値ですから、ドライヤーが1500Wだとすると、すでに15アンペアを消費してしまうわけです。

電気製品を多く使う昨今、最低でも30アンペアは欲しいところですね。でも20アンペアから30アンペアにするにはやっぱりお金がかかるんじゃないかな、と思った人もいるのではないでしょうか。

あなたの部屋のブレーカーの種類にもよりますが、ただ容量の多いブレーカーに交換するだけであれば、工事費は無料です。ただ、毎月の基本料金には10アンペアの増量につき260円が加算されます。

ブレーカーの種類によっては交換だけでは済まず、工事費がかかる場合もありますから、電力会社に相談してみてください。




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